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不動産売却代金が支払われるタイミングと流れ

所有する一戸建てやマンションなどの不動産売却が決まったら、気になるのは、いつどんな形でお金が入金されるかですね。 

その金額も大きいものになるので、どう代金が支払われるか、その流れをご紹介したいと思います。

不動産売却の代金が支払われるタイミングと流れ

不動産売却には当然ですが、大きなお金が動きます。

売却が決まり、代金として支払われるのは、一般的に「売買契約」(手付金)の時と「決済引渡し」の時の2回になります。

買主様から入金される金額の内訳は、売買契約時(手付金)に売却代金の10%~20%となります。

例えば、所有している物件を3000万円で売却した場合、売買契約の時に手付金として300万円支払われ、その後決済引渡しの時に残り2700万円が売主様に支払われます。

入金される金額も大きいので、現金のやり取りよりも、銀行からの振込の形をとるのが一般的です。

また、これらの代金が支払われるスケジュールですが、目安として不動産売却を開始してから売買契約が結ばれるまではおよそ3か月、契約時に手付金が支払われてから決済引渡しまでは約1.5ヶ月~約3か月位の時間がかかります。

買主様の住宅ローン審査が段階的に行われることや、仲介業者と買主様との手続きなども行われるので、これくらいの期間を設けておいた方がいいでしょう。

売買契約後に手付金が支払われた際の注意点

無事に買主様も決まって手付金も支払われ、これでひと安心と思いたいところですが、不動産売却はまだ完全に終わったわけでは無くここからも大事です。

買主様が住宅ローンの仮審査と本審査を受けるので、全ての審査が無事に終わるまで、受け取った代金はそのまま保管しておくべきです。

その理由は、買主様の審査が通らなかった場合、売買契約が白紙になってしまい、受け取った手付金を全て売主様に返金しないといけないからです。

そのため、決済引き渡しの日までは手付金は使わずにとっておく必要が有ります。

買主様の審査が通らなければ何も進みませんので、進行中の数か月は慎重に事を見守ることが大事です。

まとめ

大きな買い物となる不動産は、中古住宅ということで売りに出されて、優秀な仲介業者の力を借りて買主様が見つかれば、大変幸運なことです。

 自分の所有していた不動産を売却するという作業は、売却を開始してからやはりそれなりに時間がかかるので、売却後の自分の住まい探しのタイミングも含めて、段取り良く進めていく必要があります。

 売主様・買主様ともお互いがよい契約を結べるよう、事前の準備や仲介業者への相談を重ねるなどして契約をまとめたいものです。

プログレコ株式会社は、東大阪市の不動産物件を取り扱っておりますので、お気軽にお問わせ下さい

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